スポーツクラブ

「痩せたいなら運動しろ」
痩せてる人がまず言う、王道のダイエット方法です。
もちろん運動で痩せる人は多いと思います。朝晩にジョギング頑張ってる人とかすごいと思う。
でもね、前のエントリーにも書きましたが、私は超運動音痴な上に、乳酸の溜まりやすい体質。長時間の運動は苦痛です。しんどいだけじゃなく、本当に苦しい。
だけど何か始めないと痩せられないと思い、家から一番近いスポクラに入会しました。マシンジムや水泳なら、ジョギングとかよりは楽しく続けられそうな気がしたので。

入会の日、水着を選ぶ私を見るスタッフの冷たい視線が痛かったです。そして実際にマシンジム等にチャレンジしようとした時も、スタッフやトレーナーに敬遠されて孤独でした。すさまじく「ぽつん」で、心細いし全然楽しくなかった。しんどいとか苦痛とか、それ以前の問題。

あげくの果てにプールサイドで水虫を貰ってしまった!フロアが古くてあまり清潔感がなくて「あそこで貰った」と判るぐらい。もうこれは致命的なダメージでした。
いやいやだけど我慢して行っていた根性が萎えてしまいました。結局スポクラ通いは一ヶ月ぐらい。その後一年近く銀行引き落としで月会費を払い続けてしまいました。

せっかくお金を払って始めたのに、水虫だけもらって、何の結果も残せませんでした。水着代ももったいない。
すべてのスポクラが清潔じゃなくてスタッフが無愛想だとは思いませんが、かなり苦手意識ができてしまった。
ちなみに水虫は、その後一年ぐらいかけて完治しました。

過去にチャレンジしたダイエット法・前書き

過去に試したダイエット方法をひとつずつエントリーします。
現れた現れなかった効果は、すべて私の個人的な体験ですので、これを読んで試されたからって同様の結果が導かれるとは限りませんので悪しからず。

以前エントリーした私の基本スペックの他、体質的な話もちょっとメモ。
・ものすごく運動音痴です。鈍くさいし持久力もありません。握力右10左13みたいな。乳酸も溜まりやすく、走るとふくらはぎがすぐにカッチカチになります。
・低体温です。平熱35.7ぐらい。
・だから基礎代謝量も少ないです。

気軽に運動量を上げられる人が羨ましいです。ダイエット関係なしに、筋肉に乳酸が溜まりにくい体質になりたい。

太っていることについての現実逃避2

洗面台などの大きな鏡で自分を見る事って、しょっちゅうありますが、太っている自分を見て焦らないのか?と思われるかもしれません。
これが不思議なことに、深刻な焦りに繋がらなかったんです。
急激に太ったとは言え、元々ちょっと小太り。醜い部分があるのは百も承知です。それがどんどんでっかくなっていってるのに、何故か「ここはまだくびれてる」的な部分を見つけて安心してしまうんです。
人間、肉がつきやすいところとつきにくいところがあります。手首や足首なんかは他の部分に比べてちょっと細く感じる。もちろん標準体型の人に比べたら手首も足首も太いです。でも相対的に細く見えるんですよね。それで「まだ大丈夫」的な気持ちになる。全然大丈夫じゃないのに。
さらに私は元々低血圧。健康診断で血液検査をしてもらっても、肝臓値とかコレステロール値などもそんなに高くない。まあ80kg前後の頃は若干脂肪肝に近くなってきてはいましたが、それでもギリギリ基準値内。
成人病を恐れて生活改善をしないといけないという危機感もありませんでした。

自分の視界に入る自分の体型、太っているときは「痩せているところ探し」をしていたのに、現在は「太っているところ探し」になってます。いつ切り替わったのか自分でもわかりません。でも常にたるんだ皮や贅肉が取れない場所が太く見えて仕方ありません。

太っていることについての現実逃避1

急激に太り出すちょっと前、まだ小太りの粋を出なかった頃、ネットで知りあった人とのオフ会などに良く出ていたのですが、その時に知りあった同性の少し年上の人が、最初は異様に馴れ馴れしかったんですが、ある時をきっかけに豹変し、その後3年近くの間、ネット越しに毎日毎日私の悪口を書かれたのです。
悪口の内容は、だいたい容姿や仕事に関する事が多かったです。仕事に関しては、彼女とは業界が違いますので何を書かれてもとんちんかんで、痛くもかゆくもなかったのですが、容姿に関しては結構つらかった。
当時流行っていたブラウザ上の公開チャットや、本人の作ったサイトなどで朝な夕なに「デブス、デブス」書かれました。公開チャットの面々は時期にもよるのですが、過去に私も知っている人などもいて、あからさまに私の実名を挙げることはないのですが、知ってる人が見たら、誰のことを言ってるかわかる状態。チャットの相手はそういう話題には食いつかないのですが、特に「やめなよ」的な事も言わないので、当時私はいろんな人に指を差されて笑われているような恥ずかしさと孤独さを味わいました。
デブスと言われてつらいのならば、その時点でダイエットすれば良かったのですが、「私にはあいつと違って仕事があるんだ」と現実逃避、より仕事に必死になり、生活も不規則になり、彼女の言うところのデブスに拍車がかかりました。
毎日悪口を書かれるのがつらいんだけど、「つらけりゃ見なきゃ良い」とまで割り切れず、ほぼリアルタイムで書き込みはチェックしてました。そしたらアクセスログでIPを調べられて、「デブスのネットストーカー」に狙われているとまで書かれました。

今思うと不思議なんですが、その人、私に負けず劣らず太ってたんですよね。ブスかどうかは相対的な価値観なので、なんとも言えませんが。私の印象としては、和歌山カレー事件の人によく似た容姿だと思ってました。
人にデブ、デブ言う前に、自分の事を鏡で見た事ないんか!と思います。同族嫌悪なのかな。同族扱いされるのは不本意だけど。
3年くらい経って、どうやら彼女の生活も多少変化があったようで、私のことは忘れてくれたのか、ネットにいろいろ書き込まれる事はなくなりました。今、彼女がどうしているのかは、私にもわかりません。

意外に困らなかった服装

どんどん太っていく、という事は、新しい服はサイズアップしないといけないわけです。大きいサイズを買わないといけなくなった時に、抵抗が無かったのか、と自分でも不思議なんですが、これはたぶん元々私の好きなファッションの傾向が、あまり女性のラインを意識したものではなく、ユニセックスかあるいはメンズでもOKみたいな感じだったからかもしれません。
だからレディスのLやLLを買うより、メンズのMを買うことが増えました。最終的にはメンズのLまで買ってたのですが、「(レディスの)3L」より「(メンズの)L」の方が耳にショックは少なかったと思います。
デザインもレディスのブラウスよりは、TシャツやGジャンとかの方が、体のラインは強調されませんし。
最近は服の通販もいろいろ選べるので、リアルのお店に行って、試着して入らなくて店員さんに「あー…」とか残念そうな反応をされて、いたたまれない思いをする事も避けられますので、結構通販も利用しました。太る前から利用していたこともあって、フェリシモベルメゾンセシール、ムトウなんかが多かったです。
ちなみに好きなファッションの傾向は今でも変わってません。サイズダウンしても、Gパンやアロハなんかを好んで着てます。それでも以前よりは体のラインは気にしていますけれど。

半年で20kgぐらい、どどーんと増量

20〜25歳くらいまでは、実家から通いのOLということもあり、そんなに体重の増減はありませんでした。というか、服のサイズでしか自分の体型を認識してなかったと思う。今持っている服が入ってるので、それ以上に自分の体重や体型に関心が無かったです。
一人暮らしを始めてから外食が増え、じわじわボリュームUP。駅から自分の借りてるマンションまでの通り道にピザ屋さんがあったのもいけなかった(笑)。ピザって当時の自分の好物の傾向にジャストミート過ぎ。近所なのでそう待たずに持ってきてもらえるので、週に1度くらい電話してたかも。
そしてそのうち会社を辞め、派遣や自営業で生活しだして、さらに状況が加速。
「仕事の為の体力優先」「仕事の為の付き合い優先」を信条に、ほぼ毎日夕食は人と外で食べてました。深夜作業や徹夜も多く、仕事仲間と深夜にごはん食べに行ったり、徹夜明けの寝る直前に朝ご飯食べに行ったりしてるうちに、半年で20kg近く太りました。
急激に太ったので、腹や太ももに醜い肉割れ(ストレッチマーク、あるいは妊娠線とも)がびっしり。できた当初は、割れた部分が他の皮膚より赤くって(痛くはない)、自分で見ても気持ち悪かったです。

好きな食べ物の傾向

子供の頃のおやつはおかきとかせんべい。ポテトチップを買ってもらった時は大喜び。
母は自分が食べなくても新製品が出ると買ってきてくれる人なので、スナック菓子の新製品がある日はとても嬉しかったです。中学時代、下校から塾までの間はスナック系かUFOとかのカップ麺が多かったです。
菓子パンやケーキなどはほとんど食べませんでした。ゼリーやババロアは好きだけど、そうしょっちゅうは食べませんでした。
おやつ以外だと、魚介よりは肉が好きでした。炭水化物は米も食べますが、パン(菓子パン以外)や麺も好きです。
揚物は普通に好きかな。唐揚げ・竜田揚げは好物です。カツだとロースよりフィレやささみなど、淡泊な部位の方が好みです。
和食より洋食が御馳走と思ってました。

歳を取ってきて、嗜好が変わった物が多々あるのですが、太る前はこういう傾向でした。