太っていることについての現実逃避2

洗面台などの大きな鏡で自分を見る事って、しょっちゅうありますが、太っている自分を見て焦らないのか?と思われるかもしれません。
これが不思議なことに、深刻な焦りに繋がらなかったんです。
急激に太ったとは言え、元々ちょっと小太り。醜い部分があるのは百も承知です。それがどんどんでっかくなっていってるのに、何故か「ここはまだくびれてる」的な部分を見つけて安心してしまうんです。
人間、肉がつきやすいところとつきにくいところがあります。手首や足首なんかは他の部分に比べてちょっと細く感じる。もちろん標準体型の人に比べたら手首も足首も太いです。でも相対的に細く見えるんですよね。それで「まだ大丈夫」的な気持ちになる。全然大丈夫じゃないのに。
さらに私は元々低血圧。健康診断で血液検査をしてもらっても、肝臓値とかコレステロール値などもそんなに高くない。まあ80kg前後の頃は若干脂肪肝に近くなってきてはいましたが、それでもギリギリ基準値内。
成人病を恐れて生活改善をしないといけないという危機感もありませんでした。

自分の視界に入る自分の体型、太っているときは「痩せているところ探し」をしていたのに、現在は「太っているところ探し」になってます。いつ切り替わったのか自分でもわかりません。でも常にたるんだ皮や贅肉が取れない場所が太く見えて仕方ありません。