太っていることについての現実逃避1

急激に太り出すちょっと前、まだ小太りの粋を出なかった頃、ネットで知りあった人とのオフ会などに良く出ていたのですが、その時に知りあった同性の少し年上の人が、最初は異様に馴れ馴れしかったんですが、ある時をきっかけに豹変し、その後3年近くの間、ネット越しに毎日毎日私の悪口を書かれたのです。
悪口の内容は、だいたい容姿や仕事に関する事が多かったです。仕事に関しては、彼女とは業界が違いますので何を書かれてもとんちんかんで、痛くもかゆくもなかったのですが、容姿に関しては結構つらかった。
当時流行っていたブラウザ上の公開チャットや、本人の作ったサイトなどで朝な夕なに「デブス、デブス」書かれました。公開チャットの面々は時期にもよるのですが、過去に私も知っている人などもいて、あからさまに私の実名を挙げることはないのですが、知ってる人が見たら、誰のことを言ってるかわかる状態。チャットの相手はそういう話題には食いつかないのですが、特に「やめなよ」的な事も言わないので、当時私はいろんな人に指を差されて笑われているような恥ずかしさと孤独さを味わいました。
デブスと言われてつらいのならば、その時点でダイエットすれば良かったのですが、「私にはあいつと違って仕事があるんだ」と現実逃避、より仕事に必死になり、生活も不規則になり、彼女の言うところのデブスに拍車がかかりました。
毎日悪口を書かれるのがつらいんだけど、「つらけりゃ見なきゃ良い」とまで割り切れず、ほぼリアルタイムで書き込みはチェックしてました。そしたらアクセスログでIPを調べられて、「デブスのネットストーカー」に狙われているとまで書かれました。

今思うと不思議なんですが、その人、私に負けず劣らず太ってたんですよね。ブスかどうかは相対的な価値観なので、なんとも言えませんが。私の印象としては、和歌山カレー事件の人によく似た容姿だと思ってました。
人にデブ、デブ言う前に、自分の事を鏡で見た事ないんか!と思います。同族嫌悪なのかな。同族扱いされるのは不本意だけど。
3年くらい経って、どうやら彼女の生活も多少変化があったようで、私のことは忘れてくれたのか、ネットにいろいろ書き込まれる事はなくなりました。今、彼女がどうしているのかは、私にもわかりません。